FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドーハラウンドの決裂おめでとうパーティーが開かれました 

WTO抗議行動 in ジェノバ無数のNGOがドーハラウンド交渉が開かれたジュネーブにまで足を運び、ラウンドの中断を求めました。これらのNGOは、以下のような報告を出し、7月26日と27日には、ドーハラウンドの中断を祝うお祭りを開いたそうです。
***********

市民社会はドーハラウンドの決裂を祝福する:それは世界の貧困にとって最良の結果である―2006年7月25日、ジュネーブ(原文はこちら

月曜にドーハラウンドが決裂したことは、WTOが世界の貧しい人びとに提供できる最良の結果である。当初から、WTOの貿易自由化の論理は、各国のより複雑なニーズを満たしていなかった。各国は国内の貿易政策を自国の産業と農業生産者の固有のニーズに合わせるようとしていた。その一方でWTOは、主要な貿易大国が企業のために市場を獲得する場となり、南の生産者や産業への影響と失業の発生を気にも留めなかったのだ。

フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウスのウォルデン・ベローは、こう言っている。「ドーハラウンドが『開発ラウンド』であったという考えは、真実からかけ離れてはいなかった。貿易は、最初から開発の媒介物である。先進国の目的は、途上国のさらなる市場開放を要求しつつ、自らは最小限の譲歩しかしないことにあった。開発をうながすというのは、そのプロセスをより受け入れやすくするためのシニカルな策略に過ぎなかった」。

ドーハラウンドの決裂は、貧しい人びとにとってよい知らせである。WTO会合を白日の下にさらすべきである。そして今こそ、WTOとそのネオリベラルな二国間、地域間の代理物ではなく、別な枠組みと制度の創出へとシフトすべきである。貿易が本当に貧しい人びとの利益となるような仕組みを建設すべきである。

世界中の市民社会運動がここジュネーブに集まっている。これらのグループは、ジェノバにやってきて、ドーハラウンドへの抗議を表明している。フィリピンの漁民運動の代表、パブロ・ロザレズは、こうコメントしている。「わたしたちは、会合が無期限に中断されて、とてもうれしく思う。しかしもしその中断が永久なものになったとしたら、よりいっそう幸せであろう。熟慮をめぐらせる時間は、WTOなしの発展を考えるのに使われるべきである」。

国際的な連合組織、ビア・カンペシーナに代表される小農たちも、ここで全力を尽くし、同じように喜んでいる。ビア・カンペシーナを代表して、インドネシアのヘンリー・サラジは、こう言っている。「わたしたちはラウンドの中断を喜んでいる。今日の結果も、社会運動が各々の国で政府に圧力をかけた結果である。わたしたちはインドネシアで一生懸命働きかけ、農民の仕事を奪う農業輸入をやめさせるべく、政府に圧力をかけた」。「ビア・カンペシーナはWTOから農業を除くように訴え続けてきた。今は食料主権の時代である。WTOはすべての部門も交渉のテーマから除くべきである。わたしたちは交渉を完全にストップさせるために、WTOに圧力をかけ続けるであろう」。

フィリピンの「ストップ・ザ・ニューラウンド・コアリション」のジョセフ・プルガナンは、最近の展開を歓迎して、次のようにつけ加えている。「ドーハを越え、WTOを乗り越える世界について考えるときが来た。民衆のオルタナティブを構築し、強化することを、今こそ始めようではないか。わたしたちはグローバルな貿易に代わるシステムを望んでいる。そのシステムは、暮らしを守り、食料主権をうながし、仕事を保障し、水、教育、医療、薬のようなベーシック・ヒューマン・ニーズ(人間の生活の基礎となるニーズ)へのアクセスをうながすであろう。このもう一つのシステムは、競争ではなく協力を基盤にする。そこでは利益よりも民衆の幸福が重視される」。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。