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バリ会議特集(その3):ソリダリティ・ビレッジへの呼びかけ 

shirokuma.jpgビア・カンペシーナ、インドネシア小農運動連合(FSPI)、新植民地主義と新自由主義に反対するインドネシア民衆運動(Gerak Lawan)からの呼びかけ

人びとの気候変動会議とアクション
クールな地球をめざす、ソリダリティ・ビレッジ(連帯村)
2007年12月6~10日、バリ

背景

過去数十年、私たちは、気候変動の結果、数多くの自然災害が人びとに破滅的な影響を及ぼすのを見てきた。豪雨が以前よりも早くやって来て、長く居座り続ける。このため、洪水と土砂崩れを避けることができず、農村と農家を崩壊させ、農村生活により大きな問題を生み出している。突然、予期できない干害がやって来て、長く続き、その問題を悪化させている。

気候変動の影響は、その生活が気候によって大きく左右される小農、遊牧民、漁民だけでなく、地球の住民すべてに打撃を与える。たとえば、都市生活者も、過去数十年、気候変動のために悪化した洪水に直面しなくてはならない。

加えて、いくつかの病気が、気候変動のために広がっている。

以上の事実に基づくならば、私たちは、貧しい人びとが直面する経済的負担が、気候変動の影響でさらに悪化する、と言うことができるだろう。この貧しい人びとは、気候変動の影響を最も受けやすいのである。

温室ガスは、温暖化を引き起こし、通常の気候パターンを変化させている。このガスは、主として化石燃料の焼却を基盤にした人間の活動、すなわち産業プロセスと輸送から生み出されている。

地球を冷やすよう努力する際に、私たちは、温室ガスの排出を減らさなくてはならない。

不幸なことに、新自由主義的な開発モデルの下では、排出を減らすのは、不可能なように思われる。この開発モデルでは、自由貿易の原則に従って、多国籍企業は多数の商品を生産し、それによってより多くの化石燃料が必要になるからである。

自由貿易は、ある大陸から別な大陸への商品の輸送も増加させる。それは、主に化石燃料からなる大きなエネルギーを必要とする。

自由化の主要な要素の一つである民営化によっても、多国籍企業は、膨大な農業資源を管理するようになる。多国籍企業は、人間労働集約型の生産モデルを放棄し、それを技術集約型の工業生産モデルに変える。この工業モデルは、機械、化学的農薬、化学肥料を必要とし、これらのすべては化石燃料に大きく依存している。

多国籍企業の輸出主導型の生産方式は、地元で消費するよりも多くを生産し、自然林を産業林に変え、持続可能な農業も、炭素を吸収する力のより少ない、工業を基盤にした単一のプランテーションに変える。

国連は、2007年12月3~14日に、インドネシアのバリで、国連気候変動枠組条約第13回締約国会議 (COP 13 UNFCCC) を開く。少なくとも40の政府のリーダーを含む、多くの公式の代表が、バリにやってくることが確定している。そのサミットは、緩和&適応資金、技術移転、開発途上国における森林破壊に起因する温暖化ガスの排出量の削減(REDD)について議論する予定である。

これらの解決策は、気候変動の問題を解決するのだろうか?

問題を解決する代わりに、それらの解決策は、現在の気候変動と人びとの生活をめぐる状況をますます悪化させる可能性がある。

適応の提案は、巨大な多国籍アグリビジネスが、気候変動に抗する遺伝子組み換え種子を導入する機会を生み出す。他方で、技術移転メカニズムは、国際金融機関が地球を救えという名目で途上国に新たな債務計画を提供する、新たな遊戯場になる可能性がある。

森林の保護を通して実践されるREDDプログラムは、その土地から森林の住民を追い出す可能性がある。

もう一つの重要な問題は、過去数年間にすでに推進された炭素貿易についてである。先進国には空気が温室ガスで一杯になるのをストップさせる責任があるが、炭素貿易はその責任からのもう一つの逃げ口になってしまうだけであろう。

上記の事実を考えると、小農、漁民、遊牧民、森林の住民、その他の社会運動は、地球温暖化に関する独自の視点を持つことが重要である。なぜなら、かれらは、この星の貧困、飢餓、地球温暖化を生み出す新自由主義政策の真の犠牲者だからである。

年末にバリで開かれる第13回のCOP UNFCCCに合わせて、ビア・カンペシーナは、「クールな地球をめざす、ソリダリティ・ビレッジ」を提案する。ビア・カンペシーナのメンバーであるインドネシア小農運動連合は、新自由主義と帝国主義に反対するインドネシア民衆運動と一緒に、このイベントを主催する。

私たちは、新自由主義モデルの失敗に関して共通の見解を持つ、小農、漁民、遊牧民、環境組織、女性運動組織、消費者組織、その他の社会運動を招き、国連会議の期間中、バリでかれらと連携していく。
特徴
• このイベントは、インドネシア小農運動連合(FSPI)と新植民地主義と新自由主義に反対するインドネシア民衆運動(Gerak Lawan)が主催する。
• 私たちは、友人と協力者たちを招き、「ビレッジ(村)」を一緒に組織する。私たちは、バリでのUNFCCCの期間中、私たちの連携を強化するため、共同の活動を用意します。

活動
「クールな地球をめざす、ソリダリティ・ビレッジ」は、社会運動の行動の中心になる予定である。私たちは、次のことを計画している:
→人びとの会議:小農、漁民、労働者、女性、消費者、労働組合、環境グループ、その他の社会運動が、グローバルな気候変動についての自らの経験、問題、オルタナティブを発表し、証拠を示す。
→新自由主義の開発モデルが、いかにして気候変動と地球温暖化を引き起こしているかについてのワークショップ、討論、議論をおこなう。また、アグロ燃料、気候変動と地球温暖化の農業への影響、人びとの運動を基盤にした共通の立場の構築といった問題については、特にしっかりと議論する。
→小農と漁民が地元の知識を使って環境にやさしい生産活動を実践している村にフィールド旅行をする。

もっと情報が欲しい、連絡を取りたい場合は、Tejo Pramono ( tpramono@viacampesina.org) 。ビア・カンペシーナのウェブサイト(www.viacampesina.org)とFSPIのウェブサイト(www.fspi.or.id)へ。
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