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コスタリカで20万人のFTA抗議デモ! 

コスタリカ 数日前、コスタリカで大規模なデモがありました。中米自由貿易協定(CAFTA)への抗議行動に、20万人もの人びとが参集しました。

 CAFTAとは、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、ドミニカ共和国の中米カリブ海6カ国と米国のFTAです。米政府は米州全域を圏内とする米州自由貿易地域(FTAA)構想の実現をめざしているものの、ブラジルなどと対立して難航しています。そこでブッシュ政権は、これらの反対勢力を除き、まずはより交渉が容易と思われる中米諸国をFTAの相手に選びました。

コスタリカ2 中米諸国のうち、とくにコスタリカでは、CAFTAに対する批判の声が大きく、いまだ調印していない唯一の国です。06年2月の大統領選挙では、CAFTA加盟が大きな争点でした。CAFTAによって、米国アグリビジネスによる農業支配がすすむ恐れがあります。そして米国企業が中米諸国のサービス部門に進出することも予想されます。とりわけ問題なのは、米国企業が中米諸国の政府調達に参加する権利をもつことです。これによって公共セクターの外資支配、民営化=商品化、サービス低下が懸念されています。

 CAFTA推進派のアリアス大統領は、3月中に調印をめざしています。しかしこれだけの大衆的な反対の声を無視して強行できるのか、大統領の選択に注目が集まっています。
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