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ラミーはマニラでも歓迎されなかった 

ゴーホームラミー 去年6月のWSF東アジア会議対抗フォーラムに協力してくれた、ストップ・ザ・ニューラウンド・コアリション(フィリピン)が、WTO事務局長のラミーの訪問に際して抗議行動をしました。その新聞発表を翻訳しましたので、ごらんください。  ラミーは昨年7月、凍結直前のドーハラウンドを救おうと、日本にやってきました。そのときにも講演会場の前で「ラミー・ゴー・ホーム」の宣伝行動がおこなわれました(ここをおす)。
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農民と漁民はラミーと財界との会合を妨害する―マニラで歓迎されなかったラミー

WTO事務局長のパスカル・ラミーに貧民、農民、漁民の叫びを聞かせるべく、フィリピンの財界が準備した会合に乱入し、妨害した。 ラミーが政府の高官や財界の代表に自分の住所を教えていたところ、国内の大規模な反WTO運動のネットワークの約5人のリーダーたちが、「ラミー・ゴー・ホーム」と書かれた横断幕を掲げた。

すぐにそのリーダーたちは、ホテルの警備員に声をかけられ、強引にホテルから引っ張り出され、道路に追い出された。その活動家たちはホテルの警備員から自分たちの横断幕を取り戻した。「ラミー・ゴー・ホーム」、「ラミー・ゴー・ホーム」という大きな叫び声が、玄関口中にこだました。

かれらはその後に、フィリピンのビジネス街、マカティ地区にあるセレブな「ニュー・ワールド・ルネッサンス・ホテル」に集まっていた約400人のデモ参加者の隊に加わり、抗議行動を続けた。街頭の抗議行動のなかで、ラミーはブッシュ米大統領と、EUを代表して途上国の利害を攻撃しているドイツのメルケル首相の「身代わり」として描かれていた。他方でフィリピンのグローリア・マカパガル・アロヨ大統領は、保護と支援を求める脆弱なセクターの叫びに耳をかさず、訪問した高官のご機嫌を損ねることを心配している、と見られていた。

会合でラミーは、 もう一度、世界中の政界・財界のリーダーに対して、多国間貿易交渉の完全再開を支援するという強力なシグナルを送った。ラミーは楽観的であった。かれは、フィリピンのように、その発展を貿易に大きく依存している国ならば、交渉を前進させ、できるだけ早期にラウンドをまとめるのに必要な関与や行動をとることができる、と自信を見せた。

ラミーのインドネシアとフィリピンへの訪問は、WTOの発展途上国のグループG33の以前のリーダーである両国の立場を和らげる目的と見られている。

もしフィリピン政府が農業における特別品目と特別セーフガード措置、NAMA(非農産品)における発展途上国の柔軟な措置という重要な争点に関して、自らの立場を崩したとすれば、小農と漁民の生活、労働者の仕事の保証は、自由化によってさらに脅威にさらされるであろう。これらのセクターは、補助金を受けて安価に輸入される外国品の猛攻に対して、もはやなんの頼みの綱ももたなくなってしまうであろう。特別品目と特別セーフガード措置、NAMAでのフィリピンの屈服によって、保護と柔軟な措置を推し進め、途上国における政策決定の自由裁量(ポリシー・スペース)を求めようとするあらゆる努力は、激しい攻撃をうける。

フィリピン政府はこれまで、交渉でどのような立場をとるかに関して、なんの公的声明も発していない。しかし私たちが受け取った報告によれば、アロヨ大統領は主要な閣僚に対して、フィリピンがドーハ交渉の障害物とならないように、と指示を出したとのことである。

原文は、こちら
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