スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バリ会議特集(その2):バリ会議で獲得しなければならないこと 

バリ会議に向けて、次のような賛同要請が出ました。MLに流れたメールを掲載します。

**************

12月3~14日、インドネシア・バリ島で、国連主催の気候変動に関する会議が開催されますが、OWINFS(「私たちの世界は売り物ではない」)ネットワークでは、この会議で発表されるバリ・マンデート(Bali Mandate)において、「バリ会議で獲得しなければならないこと」(以下の英文)という提案を盛り込むことを要求する意見書を提出することになりました。(現在の不公正、非民主的なグローバル経済システム(WTO、IMF、WBなどが主導するシステム)では、気候変動に対する対策にはならず、このシステムを転換することが必要である、という内容です。)

これに賛同する方は、所属組織をかいて、ビクターさんにに送ってください。例えば、次のような簡単な英文でよいと思います。

--------雛形文書-------
Dear Victor,
I sign on the call for What Bali Must Achive.
Yours,
<自分の名前>
<組織名>
----------------------
送り先:
Victor Menotti
International Forum on Globalization
Email: vmenotti@ifg.org
続きを読む
スポンサーサイト

「貿易のための援助」は、WTOを変えるのか? 

aid for trade 11月20~21日、ジュネーブに各国の閣僚クラス、世銀総裁、IMF専務理事などが集まり、「貿易のための援助(Aid for Trade)」会合が開かれました。貿易のための援助は、2005年12月、香港閣僚会議で途上国問題の解決策として脚光を浴びました。この会議中に、日本政府も、100億米ドルの「途上国支援パッケージ」を約束しました。しかし、あれから2年がたつ現在に至っても、貿易のための援助について、いまだ多くの議論が重ねられているとは言えません。しかも貿易のための援助が途上国に対する支援を約束しているにもかかわらず、その枠組みには批判の声が絶えません。

この批判の声を概括的に分類するならば、一方には、援助と貿易を結びつけることへの根本的な疑念があります(たとえば、「途上国支援パッケージ」に対する抗議文書を参照)。ここでは貿易の援助に対する疑念として、途上国の産業構造を輸出主導型に変え、その食料主権を侵害し、不安定なグローバル市場に組み込むという点が挙げられています。

もう一方では、貿易のための援助が、現在の不公正なWTO体制の改革には必ずしもつながらないという声もあがっています。貿易のための援助そのものを必ずしも批判するわけではありませんが、WTO体制の改革を先に進めない限り、貿易のための援助も途上国の貧困をさらに深刻にする結果に終わるだけであると警告しています。

この重なり合う二つの批判の声は、依然として根強く存在し続けています。以下のインスティチュート・フォー・アグリカルチャー・アンド・トレード・ポリシー(Institute for Agriculture and Trade Policy)の論文(抄訳、原文はこちら)は、上述の二番目の立場にあたると思われます。そこでは、先進国主導の貿易ルールを修正し、途上国が世界貿易から利益を得られる仕組みを作り、途上国が世界市場に参入するときにはセーフティーネットをかける、という点が強調されています。

********

続きを読む

バリ会議特集(その1):「グローバルな南の環境運動」 

12月3~14日、インドネシアのバリで、国連気候変動枠組み締約国会議が開かれます。この会議では、2012年で期限の切れる京都議定書後の地球温暖化対策が話し合われることになっています(この会議に合わせて、12月6~9日に「Solidarity Village for a Cool Planet」というイベントが催されます。これにはアジアの貿易キャンペイナーから参加呼びかけがされています)。

地球温暖化問題に関して、アメリカやオーストラリアのような先進国は、強制的な排出削減が自国の経済に悪影響を及ぼすとして、京都議定書の批准を拒否し続けてきました。これに対して中国やインドなどは、「ポスト京都」後の枠組みについて、途上国の温室ガスの「排出権」を提唱し、先進国と対立しています。

以下のウォールデン・ベローの論文(抄訳)は、こうした地球温暖化問題をめぐる「北」と「南」の対立図式が詐欺であり、この偽りの対立の裏で真の受益者と被害者が誰なのか、グローバルな環境運動がどこに向かうべきかについてのヒントを与えてくれています。

続きを読む

アジアの社会運動から行動の呼びかけ 

bangkok 8月24~26日にかけて、タイのバンコクでアジアの貿易キャンペイナーたちの会議が開かれました。この会議は自由貿易に反対する東&東南アジアの社会運動団体が主催で、アタックにも声がかかり、参加してきました。

 05年WTO香港閣僚会議後のWTO/FTAの現状とそれに対する運動の現状を確認しました。二国間交渉へのシフトによって、内外の戦線が分断され、運動の焦点が拡散してしまっている状況をどう克服するかを議論しました。

 この会議を内容を集約して、以下のように、今後の行動の呼びかけがなされました。日本との関連で重要なのは、来年7月のG8に力を注ごうという案を提唱されたことです。東&東南アジア諸国は、日本やアメリカやEUなどG8大国とのFTA交渉に直面している現状を念頭に入れているのだと思います。アジアの社会運動にとって大きな成功であったWTO香港会議のときのような行動をという声も出ました。

****************

続きを読む

WTOドーハラウンド交渉の現状(その2) 

WTO BUILDING WTOドーハラウンド交渉は、今週もジュネーブで続いています。先週までの重要なニュースは、途上国が特別品目(SP)と特別セーフガード措置(SSM)の議論を要求したことです。

続きを読む
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。