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バイオ燃料の神話を暴く(後編) 

forests  化石燃料の枯渇と気候変動の二つの問題の解決策として、現在注目を集めているバイオ燃料ですが、その実態はどうなのでしょうか。前編では、バイオ燃料の環境に及ぼす負の影響が、正しく過小に見積もられているうえに、ブラジルなど途上国で新たな土地囲い込みが進んでいることがわかりました。後編では、バイオ燃料が環境破壊と植民地化を引き起こすばかりではなく、大企業によって生産から流通までの経路が支配され、遺伝子組み換え作物がさらに広がると主張しています(ルモンド・ディプロマティーク日本語版の「アグリ燃料にまつわる五つの幻想」も参照してください)。
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バイオ燃料の神話を暴く(前編) 

バイオ燃料 化石燃料の枯渇が叫ばれて久しいにもかかわらず、先進工業国はさらなる経済成長のために燃料に依然し続けています。化石燃料への依存は、深刻な気候変動の問題を引き起こしています。グローバルな気候変動は、ドイツでのG8の主要議題の一つでした。燃料資源不足と気候変動という二つの問題を一挙解決する策として、現在、新たに推進されているのは、「バイオ燃料」の利用です。トウモロコシや大豆からできる燃料ならば、環境にやさしいし、再生産可能だし、よいことづくめのように思えますが、さてその実態はどうなのでしょう。
 
 『月刊オルタ』の2月号の特集では、その実態を垣間見ることができます。以下には07年2月にThe Statesmanに掲載された報告を翻訳しました。途中で力尽きてしまったので、今回は半分まで掲載します。
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WTOは途上国になにをもたらすか 

saynowto.jpg6月15~16日に東京で「世界経済フォーラム東アジア会議」が開かれました。このお金持ちたちによる東アジア自由貿易圏の動きに対抗して、17日に「人々のアジアをつくる」フォーラムを開催しました(詳しくは、「脱WTO草の根キャンペーン」ブログ、「617取材団」のページ、を見てください)。

以下には、対抗フォーラムでスピーチをしてくださった、フィリピンのジョセフ・プルガナンさんの論文の翻訳を掲載します。WTOは先進国市場を開放することで、途上国の発展をうながすという主張があります(たとえば、ここを押す)。ジョセフさんの論文は、こうした主張とは真っ向から対立します。

すこし長いので要約すると、WTO体制のなかでフィリピンのような途上国が自国の政策(関税率など)を自国で決定できる裁量の幅は、ますます狭まっている、ということを論じています。詳しく知りたい方は、全文をご覧ください。

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WTOに加盟した中国が支払った社会的コスト 

20051217china.jpg蔡祟国

中国がWTOに加盟して3年がたった。この三年、そしてその前の準備のための十数年は、中国を決定的に変えた。

長年にわたり、中国政府と中国の主流経済学者たちは、中国のWTO加盟を政治や社会問題には直接関係のない対外貿易政策の問題、経済的な対外開放の技術的な問題とみなしてきた。かれらは当時、中国、とりわけ普通の庶民がこれによって高い代償を払うことになるとは、ほとんど全く予想だにしていなかった。
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